「1955年」豪華バッテリーが引っ張る“江川&掛布世代”/江川卓、掛布雅之、達川光男
甲子園で“怪物”と騒がれ、東京六大学リーグでは法大の4連覇に貢献、前代未聞の大騒動を経て巨人へ入団した江川卓が世代の顔だ。 この1955年に生まれた世代で打者の顔と言えるのが掛布雅之だろう。巨人と阪神という伝統のチームに属し、その長い歴史においても屈指の名勝負を繰り広げた投打のヒーローだ。全体でも投手と三塁手に名選手が集まる傾向があるが、さらに層が厚いのが捕手。チームの司令塔として君臨した捕手が4人もいて、この世代の隠れた特徴となっている。