近鉄 鈴木啓示 育英 317勝238敗 防御率311 通算被本塁打(560本)と通算無四球(78無四球)の日本記録保持者。通算317勝は日本プロ野球歴代4位(左投手としては歴代2位)、うち先発勝利数288勝は日本記録。パ・リーグ最多記録となる最多奪三振を8回記録している。愛称は座右の銘より「草魂」、他に「ミスターバファローズ」。
ヤクルト 若松勉 電電北海道 2173安打220本塁打 打率319
現役時代はヤクルトアトムズ・スワローズで長きにわたって活躍し、引退後はヤクルトで打撃コーチ・二軍監督・監督を務めた「ミスタースワローズ」。広角に打ち分ける巧みなバッティングで高打率を残し、小柄な体格ながらも通算220本塁打を放つなど、数々の記録を打ち立てた事から「小さな大打者」の異名を持つ。
2020年終了時点で、NPBで通算6,000打席以上の中で打率1位(4,000打席以上では3位、日米通算では4位)。年間打率3割12回は川上哲治と並んで歴代3位。
南海 門田博光 クラレ岡山 2566安打567本塁打 打率289 通算本塁打数、通算打点数、ともに歴代3位。
1970年は開幕から2番・右翼手として起用され53試合に先発出場、俊足・強肩・好打の中距離打者として頭角を現す。
1971年にレギュラー定着。主に3番打者として打率.300(リーグ11位)、31本塁打、120打点を記録し打点王を獲得、初のベストナインに選出される。同年に打撃フォームを王貞治を参考にした一本足打法に改造した。
阪急 福本豊 松下電器 2543安打208本塁打 打率291
通算盗塁数およびシーズン盗塁数の日本記録保持者(いずれもMLB記録を超えた時期がある)で、「世界の福本」 「世界の盗塁王」の異名を持つ。 引退後はコーチを経て主に野球解説者、野球評論家、タレントとして活動している。
現役通算2543安打、通算208本塁打を記録した確実性とパンチ力を兼ね備えた打撃を持つ。通算1065盗塁とシーズン106盗塁、通算299盗塁死、通算115三塁打は全てNPB歴代1位を記録。NPB最多記録となる盗塁王を13回獲得、NPB最多記録となるダイヤモンドグラブ賞(現在のゴールデングラブ賞)を12回受賞している。またパ・リーグ初の外野手部門のダイヤモンドグラブ賞も受賞している。
阪神 藤田平 市和歌山商高 2064安打207本塁打 打率286 1年目の1966年から一軍で起用され、三塁手、遊撃手として39試合に先発出場。2年目の1967年には開幕から1番・遊撃手の定位置を得ると、二塁手に回った吉田義男と共にチャンスメーカーとして活躍。初めて規定打席に達しリーグ9位の打率.291、リーグトップの154安打を放った。初のベストナインにも選出されるなど吉田の後継遊撃手としての道を歩み始め、1970年からは3番打者として起用され、シーズン後半には三塁手に回る。
中日 谷沢健一 早大 2062安打273本塁打 打率302 現役時代は中日ドラゴンズで17年間主軸打者として活躍し、引退後はフジテレビ・東海テレビ・ニッポン放送の野球解説者、サンケイスポーツ・毎日新聞野球評論家を歴任。1994年からは西武ライオンズの打撃コーチを歴任。現在はフジテレビ・東海テレビ・J SPORTS野球解説者、YouTuberとして活動している。
巨人 堀内恒夫 甲府商高 203勝139敗 防御率327 読売ジャイアンツのV9時代のエースとして活躍。2004年と2005年に巨人の監督を務めた。シーズン勝率(.889)のセ・リーグ記録を持ち、セ・リーグ最多タイ記録となる最高勝率を3回獲得、セ・リーグ初の投手部門のダイヤモンドグラブ賞(現在のゴールデングラブ賞)を受賞している。また、オールスターゲーム通算防御率(1.44)のNPB記録を持つ。
大洋 平松政次 日本石油 201勝196敗 防御率331 「カミソリシュート」の異名を取る、高速かつ凄まじい切れ味を誇るシュートを武器に、大洋ホエールズで18年間活躍した。愛称は「カミソリ平松」。風邪をよく引いたり故障が多かったりしたことから「ガラスの平松(ガラスのエース)」
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