1番 DH
大谷翔平 ロサンゼルス・エンゼルス 22年シーズン 打率273 34本塁打 95打点
2017年オフにポスティングシステムでメジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・エンゼルスに移籍。2018年シーズンから投打にわたって活動し、同年は日本人史上4人目の新人王を受賞。2021年シーズンでは、2001年のイチロー以来となる日本人史上2人目(アジア人史上でも2人目)のシーズンMVPとシルバースラッガー賞を受賞している。
2番 ライト
鈴木誠也 シカゴ・カブス 22年シーズン打率262 14本塁打 46打点
2022年3月18日にシカゴ・カブスと日本人野手としては史上最高額となる5年総額8500万ドルの契約を結んだ。オプションとして全球団に対するトレード拒否権が含まれる。背番号は27。
スプリングトレーニングでは不振だったものの開幕ロースター入りし、開幕戦に先発出場しメジャーデビューを果たす。4月10日のブルワーズ戦の初回にフレディ・ペラルタからMLB初本塁打を記録すると、4月12日のパイレーツ戦では1試合2本塁打を記録するなど、6試合で打率.412、3本塁打、5打点の成績を残し、4月18日に自身初となるプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞した。5月26日のレッズ戦で、二塁へ盗塁した際に左手薬指をベースに強打して痛め、負傷者リスト入りした。約1か月にわたるリハビリと3Aでの3試合の調整を経て、7月4日のブルワーズ戦で39日ぶりに復帰。復帰初戦で自身初となる走本塁打を記録した。
3番 レフト
吉田正尚 オリックス 22年シーズン 打率335 21本塁打 88打点
2022年は、突如台頭してきた松本剛(日本ハム)との首位打者争いの末、打率.335と.347を記録した松本剛に1分2厘の差をつけられ、首位打者のタイトルを逃した。なお、パ・リーグで打率3割以上を記録した選手は、松本と吉田の2名のみだった。
球界屈指のスイングスピードが持ち味で、長打に期待。昨年の首位打者は三振が少ないのも特徴。 2021年開催の東京オリンピック 野球 金メダリスト。
4番 サード
村上宗隆 ヤクルト 22シーズン 打率318 56本塁打 134打点
NPBにおける日本人およびアジア人、左打者としてのシーズン最多本塁打記録保持者(2022年、56号、NPB史上歴代2位)。
通算100本塁打、シーズン100打点のNPB史上最年少記録(21歳7か月)、セ・リーグMVP受賞最年少記録(21歳)、シーズン40本塁打の最年少記録(22歳6か月)、シーズン50本塁打の最年少記録(22歳7か月)、NPB史上初となる5打席連続本塁打記録の保持者。
5番 セカンド
浅村栄斗 楽天イーグルス 22年シーズン 打率252 27本塁打 86打点
リーグ屈指の勝負強さを誇る強打者。元々は中距離打者であったが、2018年の交流戦後、打率向上のため飛距離を求めて打撃フォームを改造。「肩を下げる」イメージで構える新しいフォームが功を成し、長打を量産するようになった。なお、浅村自身は「自分がホームランバッターだとは一度も考えたことはない。『ヒットの延長がホームラン』というイメージでやっている」と語っている。
6番 センター
柳田悠岐 ソフトバンク 22年シーズン 打率275 24本塁打 79打点
2015年度、2020年度パ・リーグMVP。NPB史上初のトリプルスリーと首位打者の同時達成者。2015年度ユーキャン新語・流行語大賞年間大賞受賞者(「トリプルスリー」、山田哲人と共に)。NPBにおける連続試合四球記録保持者。
2021年開催の東京オリンピック 野球 金メダリスト。
7番 ファースト
山川穂高 西武ライオンズ 22年シーズン 打率266 41本塁打 90打点
圧倒的な長打力を誇るパワーヒッター。その長打力から、しばしば「球界屈指の長距離砲」と呼ばれる。左足を高く上げて勢いをつけ、豪快なフルスイングで全体重をボールにぶつける打撃が特徴。また、下半身が強靭であることから、変化球でタイミングを崩されても、体が前に出ないように粘ることができ、長打が打てる。また、レギュラー定着後は、四球を多く選んでいる。
8番 キャッチャー
坂倉将吾 広島カープ 22年シーズン 打率288 16本塁打 68打点
広島OBの前田智徳を彷彿とさせる高い打撃センス、捕手としては稀に見る長打力、50mで最速6秒3を記録した俊足の持ち主。捕手としては、キャッチングのうまさ、投手の良さを引き出す配球、観察眼に定評がある。
9番 ショート
源田壮亮 西武ライオンズ 22年シーズン 打率266 2本塁打 17打点
打撃はシュアでしぶとく、勝負強さが魅力。プロ入り後は主に1、2番打者に座り、打線のつなぎ役として活躍している。守備では範囲の広い上に捕球から投げるまでの早さが圧倒的で、好守備を見せた時には「源田たまらん」と称される。2017年から2020年にかけて、規定の守備イニングに到達した遊撃手の中で、両リーグ最高のUZR(2017年:21.5、2018年:30.9、2019年:23.2、2020年:18.0)を4年以上連続で記録した。50メートル5秒8、遠投100メートル。
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